中央区月島・勝どき・豊洲のアニーマどうぶつ病院です。当院では皮膚科、ガン・腫瘍科に力を入れています。

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7. 眼科

角膜炎― 2017年3月15日

角膜は、目の一番表面にある透明な膜です。瞬きをすることにより涙の膜でおおわれ、乾燥して傷つくことがないように保護されています。しかしパグやペキニーズ、フレンチブルドッグなど短頭種に見られる、眼球が出ているなどの顔の特徴や、その他のいろいろな原因により角膜に傷がつき、炎症を起こしてしまった状態を角膜炎と呼びます。角膜炎が悪化し、角膜の傷がさらに深くなった状態を角膜潰瘍と呼びます。

涙は大切

眼球の表面は、涙の膜でおおわれています。この涙の膜は感染を防ぐ、眼球表面の乾燥を防ぐ、角膜へ酸素を供給するなど、透明で健康な角膜を維持する大きな役割があります。この涙の膜が壊されてしまう事で角膜炎になってしまうのです。


症状は?

眼をしょぼしょぼさせて、違和感があるような瞬きをすることが増えます。眼を痛がっているように見えることもあります。膿のような色のついた汚い眼脂(めやに)がたくさん出て、目の周りの毛が汚れます。涙がたくさん出て、目の周りが常に濡れてしまっていることもあります。目の表面が赤く充血したり、乾いて白っぽく濁って見えることもあります。角膜潰瘍を起こしてしまうと、眼球の表面に穴が開いてしまっているのが見えます。 診察室では、部屋を暗くして眼球をライトで照らしたり、眼球専用の染色液を使用して傷の状態を検査します。


治療は?

減ってしまった涙の量を補うために点眼薬が必要になります。他にも原因によっては、抗菌剤や治療補助のための点眼薬や内服薬が必要になることもあります。潰瘍が深くなってしまった時には手術が必要になるかもしれません。また、角膜に濁りや色素が付いてしまった場合には、潰瘍が治癒しても完全に透明な角膜に戻ることは期待できません。
治療を始めると、比較的すんなり症状が軽くなり、安心して点眼を止めてしまう事が多くあります。症状が落ち着いたからといって治療を止めてしまうと、再発することやさらに悪化することも多くあります。治療には十分に時間をかけること、治癒しても再発防止に常に注意することが必要です。

普段から眼脂や目の充血に注意して、いつもより眼が赤い、眼脂が多い、ショボショボしているなど、眼がおかしいかな、と思ったら、すぐにご来院ください。

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