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2015.12.04 内科

大腸炎の原因

大腸炎には様々な原因があります。
一番多いのは食事性で、たくさん食べすぎた、いつもと違うものを食べた、毒を食べた、食べ物ではないものを食べた、などです。

その他、感染性(ウイルス、細菌、カビなど)、ストレス性が多くを占めますが、腫瘍や、他の臓器の病気の症状の一つとして現れる場合もあります。

大腸炎の原因

症状は?

主に、少量の下痢を何回もするようになります。

ドロッとした粘液が混ざったり、血が混ざったりもします。お腹の中に便が残っていないのに、残便感があり、腹痛になってしまう事も多くあります。これらの症状に加え、食欲や元気が無くなってしまう事も考えられます。

診断は?

まずは、原因に目星を付ける必要があります。

おかしなものを食べてしまっていないか、いつもよりたくさん食べてしまっていないか、特別なイベントはなかったか、など、最近の出来事を細かく思い出す必要があります。

過去の事実に基づいて、検査を行います。特に便検査は大切です。さらに、食欲や元気が無くなってしまっていれば、血液検査、レントゲン検査や、超音波検査なども行います。

治療は?

多くの場合は、検査の結果に基づいて、止瀉薬、駆虫薬、抗菌薬などの内服薬や注射、療法食などによって改善されます。

しかし、他の臓器の病気の症状としての下痢や、腫瘍の症状としての下痢であれば、治療が複雑になり、長引くこともあります。

おなかがくだってるだけだから、とは思わずに、来院されることをお勧めします。