中央区月島・勝どき・豊洲のアニーマどうぶつ病院です。当院では皮膚科、ガン・腫瘍科に力を入れています。

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3. 内科

胃内異物

どうしてなってしまうの?

胃内異物とは、消化できないものを飲みこんでしまう事です。

おもちゃ、クッションの中身、梅や果物の種、石、アクセサリー、焼き鳥やお団子の串、アイスクリームの棒、硬貨など、さまざまです。

飲み込んでしまう状況としては、遊んでいて飲みこむ、お散歩中に拾う、串を持って一口あげようとしたら串ごと丸飲みした、ゴミ箱を漁る、などが多くあります。

ゴミ箱を漁った場合には、食べ物ではあっても飲みこんだ量が多すぎて消化できなくなってしまう事もあります。


症状は?

飲みこむ瞬間を目撃していれば、すぐに受診することができますが、留守中に飲みこんでいて症状が何もなければ、飲みこんだことに気付かないかもしれません。

飲みこんだ物の形やお腹の中でどんな状態にあるかによっても症状は異なり、食欲はあるが時々吐くといった軽い症状から、激しい嘔吐や下痢、腸閉塞などの重い症状まで様々です。


どうしたらいいの?

飲みこんだことが確実であれば、すぐに受診しましょう。また「もしかして、飲んじゃったかも」と思ったときにもすぐに受診してください。飲みこんだものと同じものがあれば持参していただけると助かります。

レントゲン検査や超音波検査を行います。金属の物やある程度硬い物、あまりにも大きいもの、大量に飲みこんでしまった場合には、検査で存在を確認できます。

飲みこんでしまった物の大きさや種類にもよりますが、飲みこんですぐであれば注射で吐かせることができるかもしれません。しかし、大きすぎる物や尖っている物、時間が経ってしまって腸に流れてしまった場合には、全身麻酔をかけて手術で取り出す必要があります。


愛犬、愛猫が口に何かをくわえていて、それを吐き出させたい時には、絶対に無理やり取り上げようとはしないでください。取られないためにかえって飲みこませてしまう事になります。気をそらすよう冷静な対応(おやつを与えるなど)をしてください。
 異物の誤飲は予防が大切です。生活環境中に口に入るようなものがないかどうかを、常に確認してください。 

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