中央区月島・勝どき・豊洲のアニーマどうぶつ病院です。当院では皮膚科、ガン・腫瘍科に力を入れています。

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3. 内科

犬の認知症

認知症って?

犬の認知症"

認知機能不全症候群といい、人の認知症に似た病気です。症状も認知症の様に様々で、

①夜中に起きて吠えてしまったり、うろうろと徘徊する。
②いつもいる場所が、分からなくなる。
③家族に対して初対面の様に反応してしまう。
④トイレの失敗が増える。
⑤いつも遊んでいるおもちゃで遊ばなくなったり、いつも好んでしていることをしなくなる。
⑥人がいなくなると不安そうに鳴きだしたり、吠えて人を呼んだり、夜中に急に甘えてくる。
などがありますが、明確にこの様な症状だと認知症という定義はなく、その子によって差があります。そのため、普段生活しているご家族が行動に違和感を感じた場合、まずはその異常だと感じる行動を起こす可能性のある病気を検査により否定して、病気が確認されなければ認知機能不全症候群と診断されます。


どうなってしまうの?

原因はよくわかっていません。犬種による差もなく、犬は年齢を重ねるごとに認知機能が低下してきます。体の中で産生されるフリーラジカルという物質が脳の神経細胞を破壊しますが、抗酸化物質によってそれを抑え込むことができます。しかし、年齢を重ねると体内にある抗酸化物質の量ではフリーラジカルを抑え込めなくなってきます。
また、脳への血流が弱くなり、脳へ栄養が届きにくくなることで脳に何らかの影響があることも原因の一つとして考えられています。


どうしたらいいの?

認知症は進行性の病気で、治すことはできません。しかし、上記の様に脳神経の破壊を食い止める抗酸化物質(ビタミンC、ポリフェノール)の入っている食事やサプリメントを与える。脳への血流を良くするために、程よい運動をする。脳を活性化するために、知育玩具などを使用する。など、進行を出来るだけ遅らせる方法もあります。まずはそれらを実行し、それでも病気が進行してきて飼い主と犬の生活の質(QOL)が大きく下がるほどになってしまった場合には、認知機能を改善する薬や不安を改善する薬、睡眠導入剤などを使用することもあります。

年をとったワンちゃんの介護は大変ですが、1人で悩まず、まずはどうぶつ病院にご相談ください。

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